7UPキノコ/天日干し香茸
香茸a.k.a.干して香り極まるツンデレなじゃじゃ馬
7UPキノコ/天日干し香茸
SOLD OUT
サイズ・スペック
- ●内容
- 天然 天日干し 香茸15g
- ●原材料名
- 香茸
- ●産地
- 岩手県 南昌山
- ●お届け
- ご注文から7営業日以内で発送
- ●発送元
- 7UPキノコ(岩手県)
- ●食べ方
- 水、又はぬるま湯に30分ほど浸けて戻します。
戻し汁もだし汁としてお使いいただけます。
炊き込みご飯、パスタなどにオススメです。 - ●その他
- 簡易のし対応可。
「注文備考欄」に「簡易のし希望」とご記入ください。
7UPキノコ / 菅原 徹
すがわら・とおる/1987年生まれ。地元岩手県矢巾町で18歳の時から祖父、父と山に入り、「キノコや山菜は生活の一部」という環境で育つ。
キノコ・山菜界では若手ながら、その道20年のベテラン。岩手菌類研究同好会では幹事を務める。
岩手県・住田町でのきのこ講座、盛岡つどいの森での採取会、県内各地の緑化センターなどできのこの見分け方指導や展示、ライスワーク先の〈the campus〉ではキノコ&山菜ハントツアーなど、幅広く活動中。
hibiki おいしい森/菅流クッキング
the campus
製品概要
- システム商品コード
- 000000000108
- 独自商品コード
- SUKN001
- 製造元
- 7UPキノコ
日本全国のアカマツなどの針葉樹に広葉樹が混じった林の中に列を作って発生し、ひとつのスポットに一週間程度しか生えません。カサは直径が10~20cm、形状はアサガオの花のようで、中央に大きな窪みがあります。色は褐色で薄いものから濃いものまで様々。表面には棘のように反り返った鱗片が全体に広がっています。 あまりによい香りで、馬も喜んで喰らうことから、「馬喰茸(ばくろうだけ)」とも呼ばれ、岩手ではそれが訛って「ばくろ茸」とも呼ばれています。香茸が出る場所の情報は一子相伝が基本で、現役のうちは子供にすら教えません。山でハンターたちに会うと「まったくの不作で採れない」と皆口を揃えて言うのですが、実はみんな採っています。いくら隠そうとしようが香りが強いので、バレバレなのです。「厚顔無恥」とは、まさにこの時の様子を描写したものではないでしょうか。 香茸を使った料理として代表的なのが、「ばくろご飯a.k.a.香茸の炊き込みご飯」。
7UPキノコ/菌類皆友達!ちきちきブランディング大作戦の巻~香茸(ばくろう茸)ってなあに?
より優れた調理法があるかもしれませんが、我が家のばっちゃんが教えてくれた調理法をご紹介します。
ばくろご飯(3合分)
1)乾燥した香茸一掴み分(50gほど)を10分ほど水で戻す
やわらかくなればOK
2)水で戻した香茸をざっと手で揉み、汁を捨てる
*汁をそのまま炊いてもよいが、ご飯の色が黒くなるので気になる人は汁は別の料理の出汁として使うのがベター
3)人参1/4本、油揚げ1/2枚を細切りにする
4)香茸と人参、油揚げを少しの水と大さじ1強の醤油でさっと火を通し、味を染み込ませる
5)もち米2合、うるち米1合に4を加え“おこわモード”で炊飯して出来上がり
ばっちゃんからの「ばくろ飯秘訣」として、「香茸を入れすぎるとしつこくなる」「香りを活かすために薄味にすべし」「香りを殺してしまうので、ゴボウを入れすのはご法度」などいくつかの心得を伝え聞いているので、併せてここに記しておきます。
香茸の香りをより楽しむために我が家なりに試行錯誤して辿り着いた至極ミニマムな調理法であることを、ご了承くだされ。
7UPキノコ/天日干し香茸
「香茸(コウタケ)」は、なかなか出会うことのできない非常に珍しいキノコで、松茸以上に香りが高く、その稀少性からいっても松茸をはるかに凌ぐ逸品です(異論はあるかもしれないが、若輩の一意見としてご勘弁いただきたい)。
人工栽培できない上に基本的にキノコハンターたちも香茸に限ってはその在り処を現役中は家族にも共有しないため、市場に出回ることはほとんどありません。
香り良し、味良しの香茸ですが、収穫したばかりのキノコを料理して食べてもあまりおいしくはないのが特徴で、いちど天日で10日間ほど乾燥し、乾物になったものを水で戻してから調理すると、独特の香りと味が引き出されます。
なかなか出会うことができない上に、一癖も二癖もあるツンデレなじゃじゃ馬。それが香茸なのです。