坂口恭平

さかぐち・きょうへい／1978年熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。作家、建築家、絵描き、歌い手、踊り手、農家、手芸家などとして、さまざまな分野で活動を続ける。
2004年に写真集『0円ハウス』（リトルモア）を刊行。著書に『独立国家のつくりかた』（講談社現代新書）『徘徊タクシー』（新潮社 / 第27回三島由紀夫賞候補）『家族の哲学』（毎日新聞出版 / 第57回熊日文学賞受賞）『現実宿り』（河出書房新社）『自分の薬をつくる』（晶文社）など、近刊に『躁鬱大学』（新潮社）『Water』（パステル画集 / 左右社）『幸福人間フー 僕の妻は「しあわせ」のお手本』（祥伝社）などがある。
美術家として、カナダのバンクーバー州立美術館にて個展を開催後、現在は展覧会を各地で開催する。2023年に熊本市現代美術館にてこれまでに描いてきたパステル画約860点のうち、約650点を展示する個展を開催した。
同年秋からの長い冬眠から目覚め、2024年4月20日から29日に岩手県北上市の〈the campus〉にて東北初の個展を開催する。